46年規制への抵抗
![写真01](./pic_00_s.jpg)
子供の時の記憶では、「黒く、そして重い 」がキャッチコピーだと思っていましたが、こうやって調べてみると 黒くて・・と”て”が入っているんですね。記憶はあいまいなものでした。
黒い・・・、が軽い
![写真01](./pic_01_s.jpg)
MGC福岡店店長にも昔話を聞いたところ、やはり同じ違和感を感じたそうで、「こんなの売れない・・」「この業界も終わりだ」と真剣に 就職先を探そうと思ったそうです。
しかし、金属モデルを持っていなくて、初めてP210を触った人などは、違和感なく、なじめたようで、このモデルは MGC が無くなるまで現役で売られました。また、後年 CAWから再販モデルも発売されました。 意外なもんです。やはり小林さんは偉大でした。
![写真02](./pic_02_s.jpg)
ハイウェイパトロールマン
![写真03](./pic_03_s.jpg)
GM2 登場
![写真04](./pic_04_s.jpg)
写真はスタンダードです。当時はまだヘビーウエイト材が開発されていなかったので、プラスチック・モデルガンは この程度の重さでした。
GM5 登場
![写真05](./pic_05_s.jpg)
![写真06](./pic_06_s.jpg)
![写真07](./pic_07_s.jpg)
![写真08](./pic_08_s.jpg)
GM5センターファイア
![写真09](./pic_09_s.jpg)
![写真10](./pic_10_s.jpg)
GM12 ヘビーウェイト
登 場
![写真11](./pic_11_s.jpg)
![写真12](./pic_12_s.jpg)
![写真13](./pic_13_s.jpg)
スーパーリアル
ヘビーウエイト
![写真16](./pic_16_s.jpg)
![写真17](./pic_17_s.jpg)
![写真18](./pic_18_s.jpg)
真打ち 登場
HFメガウエイト
![写真21](./pic_21_s.jpg)
![写真22](./pic_22_s.jpg)
1Kgを超える重さを強烈に打ち出した広告で登場したホビーフィックスのメガウエイト・モデルです。 金属モデルガンよりも重たくって、さすがに持った時に何か違和感を感じますね。重すぎる感覚です。 実銃の重さなのでしょうが、こちらの脳はプラスチック・モデルガンだと分かっているので 持った時にあまりに重くてびっくりします。
第2弾は軽くなった
メガウエイト
![写真25](./pic_25_s.jpg)
![写真26](./pic_26_s.jpg)
第2弾のナショナルマッチは、少し軽くなっちゃいました。
メガウエイト考察
![写真29](./pic_29_s.jpg)
ちなみにネットオークションで見かけるナショナルマッチは、リアサイトとハンマーが亜鉛崩壊を起こしている個体が 多いです。写真の個体もそうでしたのでハンマーはCAW 製を付けています。無加工で装着できます。
リアルマッコイズ
登 場
![写真30](./pic_30_s.jpg)
![写真31](./pic_31_s.jpg)
メガウエイトと同じころにリアルマッコイズという服飾メーカーさんからモデルガンが登場しました。 六研の名前を前面に出し、リーズナブルな価格ながら高品質を謳っていましたが、製造に時間がかかったり 刻印が浅かったりで評判はそれほどでもなかったようです。メーカーさんものちのモデルで反省文を載せています。
重い、リアルマッコイズ
第3弾
![写真34](./pic_34_s.jpg)
![写真35](./pic_35_s.jpg)
最初のマッコイさんは、軽かったのですが、コルトと組んだ第2弾、コルト純正を外れた装填式第3弾は重い素材を使用して 以前にも増してこだわった製品が出てきました。価格も跳ね上がっています。
この写真の個体は。シリアルが16で始まる(海外向け品)という、やや??なアウトレットなマッコイです。
エラン 登場
![写真38](./pic_38_s.jpg)
![写真41](./pic_41_s.jpg)
![写真42](./pic_42_s.jpg)
左の写真には、アンダーライセンス・オブ・コルト・マニュファクチャーとコルト社公認と刻印があります。イーグルヘッドマークの上のECCはインスペクター・マークでエドワード・E・チャップマンさんだそうです。
![写真43](./pic_43_s.jpg)
![写真44](./pic_44_s.jpg)
グリップはホーグ社製、インナーシャーシーは無くスマートです。シアとディスコネはスチールです。
![写真52](./pic_52_s.jpg)
![写真53](./pic_53_s.jpg)
バレルは、すごく軽いので何かおもりを入れると良いかもしれません。
凝ったカート
![写真39](./pic_39_s.jpg)
![写真40](./pic_40_s.jpg)
アンティークなBOX は、リアルマッコイズさんと同じものです。カートはくびれの入ったオールドタイプです。
カートの刻印は
Frankford Arsenal フランクフォード・アーセナル(ペンシルベニア州)南北戦争のころから1977年まで存在した元米陸軍の 弾薬工場です。数字の意味は、おそらく1917年10月製造だと思います。↓参考ページ(FA 刻印は、2ページ目に登場します)。
https://municion.org/producto/45-acp-m-1911/ |
https://forum.cartridgecollectors.org/t/45-acp-cannelure-question/25961 |
重さ一覧表
このページに登場したGun たちを一覧にしました。チープな秤なのでプラス・マイナス1gは誤差があります。 また、全部が中古品の入手のためグリップが変わっていることもありますので重さはあくまで参考値です。 計測は、カート無し、マガジン有りの状態です。
年代 | 名称 | 重さ |
---|---|---|
1972年 | SIG P210 | 396g |
1972年 | ハイウエイパトロールマン | 373g |
1974年 | GM2 | 429g |
1982年 | GM5サイド発火 | 591g |
1983年 | GM5センター発火 | 537g |
1993年 | GM12(リアルサイズカート) | 740g |
199? | スーパーリアル・ヘビーウエイト | 700g |
1997年 | HFメガウエイト | 1074g |
199? | HFメガウエイト・ナショナルマッチ | 912g |
1997年 | リアルマッコイズ・スプリングフィールド | 524g |
2000年 | リアルマッコイズ・装填モデル | 937g |
2002年 | エラン・レミントンUMC | 882g |
各種スライド刻印
![写真48](./pic_48_s.jpg)
![写真47](./pic_47_s.jpg)
馬マーク刻印、右写真のナショナルマッチはコマーシャル・ミリタリー刻印とほぼ同じですね。
その刻印の銃は、1943年にガバメントの生産が間に合わないのでコマーシャル用製品を軍用に転用したものです。
参考書籍
![写真51](./pic_51_s.jpg)