謎のモデル
![写真16](./pic_16_s.jpg)
そのむかし、オヤジーたちにとってはウェブリーというイギリスの拳銃は、謎の多いモデルでした。 インターネットの無い時代ですので、写真のようなエンフィールドのラウンドグリップでも これがウェブリーなんだと思っていました。
エアコキ登場
![写真00](./pic_00.jpg)
最近アマゾンやyoutube でいくらでも紹介されています、エアコキガンです。 このGun のいいところは、大きさや形状がほぼ実銃を再現しているところです。
写真の図面は、CAW の社長宅をファンクラブの面々と訪れた時にお土産でもらったものですが、ご覧のように エアコキもしっかりと大きさは再現されています。
![写真01](./pic_01.jpg)
あれから8年くらいたったと思いますが、すこしずつ製品化へ進んでいるようです。
写真の亜鉛製テストパーツは、最近 CAW 社長からいただいたものです。
社長、製品化待っていますよ。
![写真02](./pic_02_s.jpg)
アマゾンのページから取ってきた写真ですが、ほぼナイロン製のようです。軽いです。
![写真03](./pic_03.jpg)
![写真04](./pic_04.jpg)
![写真05](./pic_05.jpg)
![写真06](./pic_06.jpg)
シリンダーにブッシュを入れてスポンジの弾を飛ばすようです。ラッチの板バネがすぐに折れるという書き込みもありましたが 私の物は、まだ大丈夫のようです。
刻 印 等
![写真07](./pic_07.jpg)
![写真08](./pic_08.jpg)
![写真09](./pic_09.jpg)
![写真10](./pic_10.jpg)
銃身長が3種類あるので、それぞれマーク4、5、6という製品名になっていますが、実銃から見たら このモデルは。マーク6をモデル化したものです。
外 観
![写真11](./pic_11_s.jpg)
スッポンポンのシリンダー、いつもインサート有りの物しか見ていないので、ドキッとさせられます。
![写真12](./pic_12_s.jpg)
同じく銃身もスッポンポン。
![写真13](./pic_13_s.jpg)
ここからエアが出てきてスポンジ弾を飛ばします。
メ カ
![写真14](./pic_14_s.jpg)
シングルアクションのみで、ダブルアクションではハンマーは起きません。
トリガーが引けるだけです。
![写真15](./pic_15_s.jpg)
ハンマーを起こすと1,2センチピストンが下がりバネを圧縮し、トリガーを引くとピストン前進とともに エアが圧縮され放出されるようです。
右側のグリップは、中身のパーツを外さないと取れないようです(未確認)。
右のグリップも左同様、はめ込んでいるだけでした、確認済み。
大きさ比較
![写真17](./pic_17_s.jpg)
38口径のエンフィールドと比べると、こんなに大きさが違います。
![写真18](./pic_18_s.jpg)
タナカのイギリス軍用1917と同じ弾ですので大きさも同じくらいです。
![写真19](./pic_19_s.jpg)
と、いうことでタナカのカートを入れてみました。残念ながらエジェクトはうまく出来ません。 エアガンのスリーブの方が少し大きいようです。
![写真20](./pic_20_s.jpg)
カートの参考写真です。左の2個が、マーク1ダミーカートでカナダ産ではなかったかと思います。 マーク1のカートは長くてマーク2以降はケース長が少し短くなりました。
次がタナカの発火カートです。一番右は38S&W でドイツのGECO 社製。 これだけカートの大きさが違うので、同じウェブリーでも455口径と38口径では、その大きさがすごく違います。
重さ比較
![写真21](./pic_21_s.jpg)
ガスガンは、バレルを鉛で埋めているので、より重くなっています。タナカのプラ製モデルガンは、カート込みです。
![写真22](./pic_22_s.jpg)
ガスガンは、バルブを除去しバレルはフォーシングコーンまでびっちり埋められています。
おわりに
![写真23](./pic_23_s.jpg)
なかなかに形の良いエアガンの紹介でした。すでにインナーバレルを付けてBB 弾化したものや 素晴らしい塗装を施したものなどネット上には、いろいろ登場しているみたいです。 素材が良いといろいろやってみたくなりますね。ドライヤーなどで熱するとスムーズグリップ化に出来たりするのでしょうか? なかなか実行にも移せないのですが、いろいろ妄想を起こさせてくれる面白エアガンでした。 1個5000円くらいですので大人買いで、3種類購入してみました。安いとありがたいです。
うんちく
イギリス軍が採用したウェブリーモデル一覧。このほかにフレームとバレルのバージョンが違うモデルが 多く存在し、それらは *(スター)を付加して呼ばれます。現在多くのページではウェブリーと言えば、ほぼマーク6です。
参考ページ等
実銃についての参考ページ。
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https://classicfirearms.be/webley%20service%20revolvers.html
マーク1から6までを解説。
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http://www.hlebooks.com/ebook/webload.htm
PayPal で購入し、メール送信でパスワードをもらうと読めるeBook
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https://www.youtube.com/watch?v=kNnd0r_a8ps
たいへん参考になるビデオ