素晴らしい外観

まったく素晴らしい造形にため息しか出てきません。3枚目のお尻の写真は、まるで共削りか?と 思わせる仕上がりです。バフ掛けしたようにキレイです。実銃では2,3発撃つと硝煙カスで動かなくなるだろう程の 精度で仕上げられています。ZEKE お得意の超絶加工です。もちろん実銃はこのような精度では作られていません。 火薬を使用しないモデルガンだからこその仕上がりです。いえ、ZEKE だからこその、こだわりの公差で仕上げられています。

リアサイトは1944年製からガバメントのような四角になります。


ハドソンと比較

比較してみるとハドソンさんもかなり良く出来ています。バレルのラグは個数が省略されていますが、シッカリ作られています。 なかなかの名品だったと思います。写真のグリップはハドソンオリジナルではなくって別調達品です。


メ カ



実銃そっくりに作られていますが、ファイアリングピンは再現されていません。なにもブリーチ部には加工されていません。 バレルは安全仕様でチャンバーや本体には穴が開けられています。

この個体には、のちにオプションパーツとして発売された安全ハンマーが組み込まれています。 Take Five さんのブログを見ますとこのオプションパーツは、2015年に発売されたようです。 ハンマーは右側半分が削られていてたとえファイアリングピンが存在したとしても叩けないようにできています。

ちなみに本体が発売されたのは、何年だか分かりませんでした。


きれいな刻印

素晴らしい刻印ですが、刻印機でしょうか?レーザーではないように見えますが、私にはよく分かりません。


参考書籍

こちらの書籍はフランス語で書かれていますが、イラストが素晴らしいので、おおむね何が書かれているのかは分かります。 コルトの銃にとっては、すばらしい参考書籍です。

ガバやウッズマン、ベストポケットのことなどが書かれています。 E-Book で有名なHelebook 社の本です。


大きなヨーロッパ型

コルト・ハンマレスと同じブローニングの設計の、ベルギーFN 製のヨーロッパでのモデルは、機構的に同じですが
9mmブローニングという強い弾を使用するので コルトよりも大型です。バレル長も5インチあります。15万丁くらい作られたそうです。

面白いことにMGC のモデルガンのようにフレームを貫通する軸があります。 しかしバレルの固定用ではないみたいです。スライドストップのようです。



実銃ハンマレスの分類

ZEKE の物は、シリアルから言って1917年製の3型と思われます。

分類 年代 特徴 写真
1型1903年4in バレルで登場
1903年製

1906年製
2型1908年3.3/4 in バレルに変更された
.380口径追加

1910年製

1906年製
3型1910年ブッシング一体バレル
に変更

1911年製

1917年製
4型1926年マガジンセフティ追加
1930年製

1930年製
5型1941年軍用パーカー仕上げ
1944年製

1945年製

コルト1903ハンマレスは、1903年から1945年まで作られ、57万丁も生産されたそうです。後半には軍用にも採用されて パットン将軍も持っていたようです。


おまけ

最初の断面図は、1910年以前のブッシングモデルの物、真ん中と右図は一般的なブッシング一体バレルの物です。 下はヨーロッパモデルです(HLEBook.com の広告より)。